愛は妥協から Compromising Positions

事務所のもう一人のボス、ジョン・ケイジが売春の罪で逮捕された!?寝ていたアリーは電話でたたき起こされ、初対面のジョンと一緒に裁判所へ向かう。。

動揺するジョン(左)と気を遣うリチャード(右)

R: John, Ally McBeal. John’s a cofounder.

ジョン、こちらはアリーマクビール。アリー、こちらが共同経営者のジョンだ。

A: Hi.

こんにちは。

R: He’s loathe to meet you under these circumstances. Ally will handle the arraignment. With any luck we can dispose of it quick.

初対面がこんな状況で申し訳ないんだけど、アリーがこの罪状認否を担当するよ。大丈夫、すぐに終わるさ。

Let me get some of the facts.

A: Yeah, let, let me get some of the facts.

何があったか(真実を)教えて。(=事情を教えて)

R: Facts? You know them. He pulled over to help her out. She looked upset. It wasn’t until after he inserted his pride, he realized she was a hooker.

事実だって? わかってるだろう。 困った女性を見つけたジョンが車を止めて助けたんだ。成り行きで事に及んだ後に、彼女がプロだってわかったんだ。(全部ウソ)

A: Is, is that my argument that you want to make?

そんなウソでなんとかしろって私に言ってるの?

R: You’re the litigator. I’m just spit-balling. Oral arguments at 10. Ha, ha, ha..

担当は君だ。俺は適当にしゃべってるだけさ。口頭弁論は10時からだ。はっはっは!

超ポジティブ、適当、他人事なリチャード

しかし担当判事はビリーの知り合いのボイル氏と判明。これはチャンスとばかりにリチャードはビリーを呼び出し、裁判所で合流することになった。

怪訝そうな顔でジョンをみるアリー

[A: I’m going to criminal court? I’m afraid of criminals. Maybe that will change now that I work for one.]

[私が刑事裁判を担当するの? 犯罪者って怖いじゃない。 上司の弁護なら仕方がないけど]

社会奉仕活動することで許してほしいと懇願するビリーたち。 検察官(右)も同意し釈放される。

ジョン・ケイジは釈放され、アリーとともに事務所に帰る。

従業員を集め申し訳ないと釈明するジョン

従業員に正直に謝り、誠意を見せるも、

バーなどでお酒の力を借りて、下心だけで女性をホテルに誘うよりは、お金で解決するほうが「誠実さではだれにも負けない(日本語吹き替え版)」と大真面目に話してしまう。。。

拍手で見送られるが。。。。。

この演説がどうだったのか、ジョンは社内アンケートを実施します。

ジョンから直接たのまれたアリーの回答はというと。。

手ごたえを感じていたジョンだが。。

J: A two?

たった2点?

A: Excuse me?

なんの話ですか?

J: My questionnaire. You gave me a two. Total.

僕のアンケートだよ。君はたった2点だって。

A: You asked for candor. “More honest to solicit a hooker?” You tell me what would you have scored in sincerity.

だって正直に書けって言うから「娼婦を買う方が誠実って何?」。 そもそも自分の誠意は何点だと思ってたわけ?

J: Five.

5点満点。

A: Five?

5点っ?

J: Under additional comments you wrote “Imp”?

しかも備考欄には「あり得ない(Impossible)」って。

A: Look, John, I’m sorry. I didn’t mean to hurt your feelings. I just, I was offended by what you said. And I just don’t understand how you can possibly but, you know what? Just, um, forget it.

ねえ、ジョン。ごめんなさい。あなたを傷つけるつもりはなかったの。ただ、あなたの言ったことにカチンときたの。どういったらいいのか分からないけど、、、とにかく忘れて!

この後、ジョンは高校時代に「ちびビスケット」とバカにされていたコンプレックスを告白し「そもそも僕のようなブサイクはバーで女性を誘って一夜の情事を楽しむことなんかできない。」と個人的な悩みを打ち明けます。

一方、アリーは「棒アイス」と呼ばれていた過去を話し、二人は仲良く?なります。

私のあだ名は「棒アイス」

【解説】まだ見ぬ上司ジョン・ケイジが不適切な行為で逮捕された。この分野ならこの人しかいない、と経営者のリチャードはアリーを指名します。判事の知り合いであるビリーの助けを借りて、無事釈放されるが、事務所の中では避難の嵐!? 男女の価値観がバトルを繰り広げます。

【単語+フレーズ】cofounder/共同出資者=共同経営者 loathe/嫌う circumstances/状況 arraignment/公判 questionnaire/アンケート candor/正直に、素直に、忌憚なく solicit/勧誘する、誘う sincerity/誠実さ、誠意

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