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不祥事により州検事を辞任したピーターフロリックの妻・アリシアは大学時代の同級生・ウィルガードナーが経営するロックハート・ガードナー弁護士事務所に入り13年ぶりに弁護士を始める。

採用してくれたウィルに感謝するアリシア

W: Sorry, I didn’t introduce you. Everything’s moving real fast with this class action.

君を(みんなに)紹介できなくてごめんね。この集団訴訟は全部の動きが速いんだ。

A: I just wanted to say thank you for the opportunity, a real life saver.

(雇ってくれて)ありがとうって言いたかっただけなの。本当に命の恩人だわ。

W: Well, No, I’m glad you could come aboard. Hope you’re all right with this pro bono. How’d it sound?

いいやそんなことない、来てくれてうれしいよ。このプロボノを気に入ってくれるといいんだけど、どう思った?

A: Interesting.

おもしろそう。(遅刻したから内容を聞いていなかったので、こう答えるしかなかった)

W: Good, don’t be nervous. You worried about the gunshot residue?

良かった。神経質にならなくていいよ。発砲痕を気にしているのかい?

A: The um….

プロボノ案件の説明をするダイアン・ロックハート

【解説】入社する、参加するという意味で使われているcome aboardは、元は船などの「乗り物」に乗るという意味です。飛行機に乗った場合にも機長が「Wellcome aboard」というセリフからあいさつを始めるように、船、飛行機など乗り物に乗る場合の表現によく用いられます。これは初めて世界を船で駆け巡った西洋人ならではの表現なんでしょう。例えば「転職する、独立する」という場合にも「Jumping ship(=船を乗り換える)」というような表現にも表れています。

【単語】class action 集団訴訟/pro bono 社会奉仕活動(詳細は知りませんが、弁護士事務所は業務(量?売上比率?)の何%かは無料で弁護士業務をする義務があります)/come aboard (乗り物に)乗る、が転じて参加する、入社するの意。

【Oxford Dictionary】aboard; on or into (a ship, train, or other vehicle)

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