今日ネットニュースで、とある記事を見つけました。
某、大手重工メーカーが2021年度から年功制の人事評価を全廃する、との事。この記事を読んで私はすぐに、昔見たTEDのあるプレゼンテーションを思い出しました。
プレゼンターの彼が言うには、報酬によってやる気を引き出す方法はほとんど機能しない。この方法は20世紀的な「古い」方法である。やる気を引き出すのは内側から湧き出る興味や、重要だと思う意識である、と言っています。
このプレゼンの内容を知っていた私は「重工メーカー大丈夫か!?」と心配になりました。
もちろん成功してほしいですが、さてどうなるか。
題名にある「Top 90% possible」についてですが、プレゼンターは冒頭、自身の過去の過ちをしぶしぶ打ち明ける雰囲気を演出し、ある告白をします。
「私は20年前、あまり自慢できないような事をしてしましました。ロースクールに行ってしまいました。上位90%に入る成績で卒業しました(In fact, I graduated a part of my low class that made top 90% possible.)。」
会場からは笑いの声が。
ロースクールに入るというのは、アメリカでも優秀さを意味します。法律家になり企業弁護士になれば大きな報酬が得られると考えます。なのに彼は上位90%の成績で卒業したというのですから。100人のクラスで例えると、下から数えて10番目の成績だったと言っているようなものです(笑)。
こんなセリフで人を笑わせてみたいですね。
(2021.2.27)
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